ご挨拶
第39回日本肺癌学会ワークショップ
世話人 芦澤 和人
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
臨床腫瘍学分野 教授

第39回日本肺癌学会ワークショップ
世話人 芦澤 和人
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
臨床腫瘍学分野 教授
この度、第39回日本肺癌学会ワークショップを2025年7月19日(土)に、出島メッセ長崎で開催させていただくこととなりました。伝統ある本学会のワークショップで、肺がんの診断・治療に関わる最新の情報を発信する場に携われますことは誠に光栄であり、会員の皆様に深謝申し上げます。
第39回ワークショップのテーマは「肺がん診療における放射線医学の役割」とさせていただきました。がんゲノム医療や薬物療法、がん免疫療法など、肺がんの診断と治療は日進月歩の勢いで進歩しています。従って、そのような領域に大きな注目がされていますが、肺がんの診療にあたる医師は、今後重喫煙者を対象とした対策型検診の導入が検討されている低線量CT検診、治療関連の画像評価、画像診断におけるAIの位置付けなどにも関心を持つ必要があると思います。また、最新の放射線治療の基本的な理解も重要と考えます。この状況を踏まえて、肺がん薬物療法のstate-of-the-artの情報を提供しながら、放射線治療および画像診断の最新情報も習得できるようなプログラムを準備しました。
今回も現地とライブ配信によるハイブリッド開催を予定しております。長崎市での開催となりますが、会場の出島メッセ長崎は、西九州新幹線の終着駅である長崎駅に直結しており、アクセスの良いところです。西洋医学発祥の地である長崎で沢山のことを学び、さらに観光、おいしい料理を堪能して頂ければ幸いです。皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。