28年目のハーフタイム

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皆さんこんにちは。本日はこのタイミングで触れない訳にはいけない、V・ファーレン長崎の話題です。

V・ファーレン長崎は11月23日(祝)の水戸戦で辛うじて勝ち点3を得ることができました。今シーズン私は、高校時代の同級生仲間と5試合観戦し、
5/25千葉戦 1-0 勝利
6/15大宮戦 3-3 引き分け
8/2仙台戦 0-0  引き分け
10/18甲府戦 4-0 勝利
11/23水戸戦 2-1 勝利
と3勝0敗2引き分け(勝点11)の戦績でした。負けなしです。

サッカーは昔から「日本代表」「セリエA」「プレミアリーグ」を中心に割と観てチェックしていた方でした。来日したバルサの試合に大枚をはたいたこともあります。しかしながらV・ファーレン長崎の試合を観戦したのはこれまで2017年11月のJ1昇格を決めた讃岐戦のみ、しかも行った理由が知人から回ってきたチケットだったから…という何とも不謹慎で不誠実なV・ファーレン長崎応援でした。

それが今年は同級生の誘いもあり、「まあその場で一緒にお酒も飲めるしね」と深い思い入れもなく試合に行き始めましたが、見る景色全てが8年前とは隔世の感がありました。
 先ずはスタジアム。これまで私が観戦し感動した「ベストアメニティスタジアム」(現鳥栖スタジアム、ベースボール・マガジン社「週刊サッカーマガジン」の特集「世界のスタジアム49選」にも選出)にも負けない専用スタジアムは試合の熱気をダイレクトに伝えてくれる空間でした。戦術や所属選手個人のレベルアップは勿論、その選手獲得を実現した意気込みや熱意なども含め、クラブを取り巻く環境全てが以前とは別次元だと感じました。

 そして一番の違いは来場している観客・サポーター。実は8年前の昇格を決めたトラスタ最終戦の観客22,407人は先日11月23日の20,004人よりも数字的には多かったのですが、トラスタのラスト3試合の観客数は5,545人+12,923人+22,407=合計40,875人、対するピースタのラスト3試合は19,614人+19,066人+20,004人=合計58,684人(+17,809人)と圧倒的な増員に加え、ファン層の幅広さ、一人一人の熱量、声援、対戦相手の水戸サポーターの熱量等、全てが8年前を上回っていたと実感しました。このクラブが8年間で築いた集大成がそこにはありました。現時点で最終戦の結果はわかりませんが、今から非常に楽しみです。

 最後に。少し前の記事になりますが、日経新聞6/25朝刊の記事「J1昇格にいくらかかるのか」を紹介します。
 2020年以降V・ファーレン長崎のチーム人件費は常にJ2ベスト3に入っています。昨年2024年に昇格した清水は人件費1位、横浜FCは3位でした(長崎は2位)。2025年は補強した選手から想像すると恐らく人件費はJ2で1位ではと思います。

 クラブが強くなるためにはサポーターの熱い声援もさることながら「資金力」というのが一つの揺るがない現実です。皆さんのクラブへの献身的な「課金」がより強いチームを作ります。J1昇格がもたらす地元長崎の経済効果は相当なものと言われています。是非皆さんも「試合をスタジアムで観戦」し「グッズを大量に購入」し、「飲食物は持ち込まずスタジアムシティで購入」し、強いクラブづくりに貢献しましょう。


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